読書の話③ アスペルカノジョを読んで
おはようございます。
踏ん張りすぎてこれが鬱か…を久しぶりに体験したいさなです。
でもビリーしといたおかげで3割(少ないな)復活しました。
方法は簡単。
今まで自分が乗り越えてきたことをふりかえって「自分、できてんじゃん」って褒めるだけ。
一番最初に書いたメンタル○リーズブートキャンプの成果です。
さて、前置きはおいといて「アスペルカノジョ」を読んだ話。
「グレさん」とアスペルガーの彼女の恋愛
主人公は2人。
自分と他者に微妙にズレを感じてしまう漫画家、ペンネーム下水星人こと横井拓と、彼のファンでTwitterから彼の家を特定して押しかけてきた(怖い)アスペルガーの女の子、斉藤恵のお話です。
横井拓は、人と関わるのが苦手で漫画家と新聞配達で生計をたてています。
何回か読み直して、「あ、この人発達障害グレーゾーンのグレさんや」と思いました。
そんなグレさんな横井拓は、斉藤恵の障害とトラウマに向き合って癒そうとします。
一方で、斉藤恵も、彼を初めての自分の「理解者」として、頼るようになっていきます。
それらがとてもリアルにかかれていて、共感できるお話です。
この世界の孤独
正直羨ましいむきゃー!
あ、なんでもありません。
この世界において、発達障害はいろいろと孤独と葛藤を抱えています。
斉藤恵のように、理解されないがために虐待を受けたり、グレさんな横井拓のように人と馴染めなかったり。
休職したり。(何気に引き摺っている)
彼らのように理解者に会えると言うのは大変な幸福だと思います。
学びはすぐに白黒つけないこと
これが一番私がアスペルカノジョで学んだことかもしれません。
「すぐに白黒つけるな」は実際にアスペルカノジョに出てくる教えです。
切羽詰まったりパニクっている時に、私たちは白か黒かを急ぎがちです。
特に私含む発達障害の諸君。
私も仕事を見つけなきゃと焦り気味ですし。
(辞めるの決意は否定しない)
下手すると転びそうですしね。
のんびり行きましょう。
私たちにできるのは、現状を素直に受け入れること
誰しもが彼らのような理解者に恵まれるわけではありません。
私たちにできるのは「自分の現状を受け入れること」です。
否定せず、肯定すること。
だって健常者、今更なれないもん。
満身創痍であがいたって、余計悪化するだけだもん←己に言い聞かせて
よし、仕事見つけるぞー!(こら