読書の話④「今、ここ」に意識を集中させる練習
ADHDの幸福であり不幸とは多動であることだ。
こんばんは、いさなです。
休職中の私だが、なかなか上手く「休めない」。
思考は常に活動を続け、未来を夢みて暴走する。
具体的には求人を見るのがとめられなかったり、貯金を見て頭を抱えたり。
良い夢と悪夢をいったりきたりする。
ADHDだって「休みたい」
走り続ける脳を休ませるために今日買ったのがこちら。
この本いわく、
「脳は眠る時も働きつづける。
休めるのは今、ここを意識している時だけ」
超多動に悩んでいた私にはドンピシャな1冊だった。
まだ全部は読んでいないが日常生活で採り入れられる簡単な「今、ここ」に集中できるメソッドが散りばめられている。
その最初のひとつが、利き手では無い方の手で作業するというものだった。
私は今左手でブログを書いている
確かにこれは辛い。
慣れた右手が使えないのだから必死になる。
必死過ぎて余計なことが考えられない。
ご飯も左手で食べた。なかなか大変だった。
私の余計な多動を働かすリソースはほとんど無かった。
私は気づく。
余計なことを考えていない自分がいたこと。
多動は幸福である
誤解を招きそうだが、多動自体は悪いことではない。
私の創造力の源泉であり、それ故に私は絵本を作っている。
それを幸福なものにできるかどうかは、何を考えるかによるかによる。
疲れている時、人は悪いことばかり考えてしまう。
疲れても走り続ける。思考し続ける。
これがADHDの不幸だ。
だが、脳を休ませることが出来るようになれば、この無限の思考力は大きな力になるのではないか。
まだ、始めたばかりだが、休職のためも兼ねて続けていこうと思う。