あどはどっ~徒然なるADHD日記~

ADHDの人向けの知恵や日記、徒然なるままにつづっています。

私はただ、安心したい

こんばんは。いさなです。

 

今まで私は「生きやすさ」を求めて様々な本を読んできた。

 

メンタル〇リーズブートキャンプをしてみたり、最近はマインドフルネスについて読んでみたり。

 

カウンセラーの心理学、脳科学に基づくマインドフルネス、両方に共通する要素があることに気づいた。

 

白も黒もない世界

 

白黒つけず、心で判断することを説いていることだ。

 

どのような失敗にも、悪いとわかっていながらやってしまったことにも、必ず何らかの事情がある。

 

例えばダイエット中なのにチョコを食べてしまった。

満たされた家庭なはずなのに、浮気してしまった。

 

など、「なんで私はこんなことをしてしまったんだろう」が大〜小までたくさんある。

 

私たちは現実の結果で善悪、白黒、合格不合格をつけ、自分を裁く。

 

特に発達障害の私たちは、幼少期の失敗や叱られ方から自尊心が低く、自分を裁くのが得意だ。

 

「特性」で裁きつづけるかもしれない

 

人は他者を許せても、自分を許せないことは多い。

 

自らを裁き続ける人生は過酷だ。

 

ADHDなら、裁く材料をいくらでも多動からもちだしてしまうかもしれない。

 

類まれなる集中力を持つアスペルガーは、裁きから離れられなくなるかもしれない。

 

人それぞれ差はあれど、私たちは1歩間違えればその特性からさらに過酷な裁きの道を歩むことになる。

 

ただ、安心したい

 

ADHDで広汎性発達障害の私の人生は失敗の連続、幼い頃から劣等感の塊だった。

 

皆と同じようにおびえず笑いたかった。

 

私はただ安心したかった。

 

だからここ数年、色んな本を読み漁っている。

 

自己肯定感と、心で判断することがそのキーであると理解するにまでは来た。

 

だが、現実はまだまだで、だから私は手探りしながら答えに近づこうとしている。

 

私が何よりも求めているのは、何があっても安心して構えられる自分だ。

自分を許せる自分だ。

 

休職中の今、不安は多い。

でもこれもまた、私が変わっていくためのチャンスで、また以前より変わったからこそ勝ち得たものだ。

 

昔の私なら、倒れてほんとうに働けなくなるまで耐えていた。

 

答えに一歩ずつ近づいていることを信じて、今は休みながらゆっくり進んでいきたい。