あどはどっ~徒然なるADHD日記~

ADHDの人向けの知恵や日記、徒然なるままにつづっています。

自尊心を鍛える!メンタル〇リーズブートキャンプにおすすめの本

こんにちは。いさなです。

一日に2つ記事を投稿してみんとすなり。

今度はおすすめの本の紹介です。

 

発達障害というのは知識がなければ気づき辛いもので、生きづらい思いを抱えている人もたくさんいます。気づいていても生きづらい。

 

私も発達障害と診断されたのは数年前です。

それまでは「自分はダメなんだ、人一倍努力しなくちゃ」と思い込んでいました。

その結果とてつもない失敗を犯しました

これはまた別の話で。

 

診断されてよかったと今は思っています。

だってそれがなかったら自責の念で今頃死んでたかもだから。

 

とはいえ、長年培った「自分はダメだ」という思いこみはなかなか振り払えません。

 

 

とりあえず自尊心

 まずそういう私みたいな人々に必要なのが「自尊心」です。

これがあるだけでも随分違ってきます。

別に病気がよくなるわけでもない。でも、そのままの自分を受け入れられるようになっていきます。

敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法

敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法

  • 作者:根本 裕幸
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2017/09/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

1日ずつ自分の感覚、過去を振り返りながら自分を大事にしていけるようになるためのステップを踏んでいける本です。

「一週間でできちゃう!」とかあるとなんかアヤシイ気もしますがこの本は本物です。

一週間やればなんかちょっとだけ違ってきます。

 

大事なのは、周回すること

じゃあ、一週間これをこなせば変わるのね!

ちょびっとは変わりますが、残念ながら一週間ですべてが変わるわけではありません。

 

お薦めは余裕があるときに周回することです。

 

一週目では思い出せなかったこと、癒せなかった傷、気づきが周回するごとに出てきます。

 

ちなみに私はどがつくMなので、うつ状態がひどくて記憶ぶっとぶレベルだった時にこれをやって這い上がったことがありました。

おかげで助かりましたが余裕がないときにやるのはとてもお薦めしません。

同じように回復できる保証はありません。

 

ちなみにこの本のワークをやることを、私は「メンタル〇リーズブートキャンプ」と呼んでいます。

だって絶対一週間のうち一回は泣くもん。

ちなみにワークの殆どは紙などに書くものですが、私は字が汚いし面倒なのでパソコンでワードに打ち込んで「1日目」「2日目」などのタイトルをつけてやっています。

頑張りすぎないで

現実世界で私たち障害者に大切なのは、ドラクエ風にいうならば「命大事に!」です。

ADHDなんかは、脳が情報の振り分けができないので、人の倍疲れます。

 

そのまま健常者と同じ動きをしようとすれば無理が来ます。

実際、私は人の名前と食べ物の食べ方を忘れたことがありました。

職場で突然動けなくなって、帰宅したこともありました。

 

人と同じになろうとしないでください。

あなたはあなたでいいのです。私もまだ実践できてないけれど。

 

ベストを尽くせる状態を保つことは、自分にとっても職場にとってもWinWinです。

障害者雇用の私にも、働いている中でコントロールできることはあります。

 

自尊心がないと伝えられない

自尊心がないと、自分のことについてうまく伝えられません。

「みんな頑張ってるから私も頑張らなきゃ」

つい、人に合わせてしまって、結果的に自分を壊すことに繋がってしまったりします。

 

私はこの本を読んで、「上司と交渉」ができるようになりました。

 

私「脳疲労酷いときつい。その時は5分でいいんで静かなところで休ませてください」

上司「おk」

 

たったこれだけのやりとりが、今まではできませんでした。

ちなみに私は脳疲労起こしたらタイマー5分つけてロッカールームで突っ伏しています。

 

足りないときは頻尿だか腸が健康な人の振りでトイレに頻繁にいったりもします(実際腸がストレスに弱いし頻尿ですけどね)

 

 

何かを変えるなら、まず自分を大事にして。

 

以上、お薦めの本でした。